バック図は入線の際の確認作業(ミスがあった場合などの確認)と、検査工程で使用します。各デバイスごとに表にし、上部にはアドレス、デバイス名、機器の型式、(必要であれば定格や設定値等)を書き、下部の表内には各端子ごとに電線番号、行き先、キャップの色などを表示します。2本接続される場合はそれぞれの行き先とキャップ色を表示する必要があります。なお、必要であれば電線色や多芯ケーブル(シールド線なども含む)の接続方法やツイスト指定もも表示させます。

【バック図作成に必要なデータ】
  ・各種仕分けデータ
  ・アドレス
  ・デバイス名
  ・機器タイプ
  ・定格・セット値
  ・電線種類
  ・電線サイズ
  ・電線色
  ・線番
  ・多芯ケーブル・シールド接続処理
  ・別束・分離回路指定
  ・ダイオード・サージキラー等接続指定
  ・接続先アドレス
  ・キャップ・リング色

各種仕分け用データには、「製番(盤の製造番号など)」、「ユニット番号」、「部分名称(盤内の位置)」、「ページ番号」、「電線種類」、「グループ」などが含まれています。